日常語で語るには

ここで確認ですが、日常語は自分の言葉です。「 子どもたちが 」しゃべっている土地言葉に合わせる必要はありません。ふだん 「 自分が子どもたちに 」 しゃべっている言葉です。

また、その土地の古い言葉を使って語ることと、日常語で語ることとは別のことと考えます。古い土地言葉を伝えることも大事なことですが、ここで取り上げているのは、ふだんから身近にお話を語るときの言葉としての日常語です。

さて、かんじんかなめのことですが、あなたは、聞き手の子どもたちと、ふだんから世間話をしていますか?おはなし会でお話を語るときだけ声を発してはいませんか?日常語で語るというのは、聞き手の子どもたちとふだんしゃべっている言葉で語るということです。子どもたちとおしゃべりしましょう。道で会ったときの 「 おかえり 」 から始まって、「 今日は遅いねえ 」 「 へえ、居残りってあるん ?」 などなど。少し問いかけをすると子どもたちは喜んで相手をしてくれます。おはなし会で会う人だということで、信頼もしてくれていますから。

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