語ってみよう

日常語のテキストはうまく作れましたか?

覚える前に、家族やおはなし仲間に聞いてもらいましょう。自分の話しことばは、自分より、まわりの人のほうが、案外よく知っているものです。
ふだん意識しないので、自分がどんな言葉で話しているかわからないという人もいると思います。そこで、お勧めは、ポケットに I C レコーダーをしのばせることです。そして、自分の聞き手である相手 ( わたしの場合は地域の子どもたちです ) としゃべっているのを録音して後で聞いてみます。いろいろ発見があると思いますよ。

さてさて、極論を言えば、べつにお話を語らなくてもいい。親でも先生でもない近所の大人として、さりげなく子どもたちを見守る存在であればいいと思うのです。それでも、わたしがお話を語るのは、楽しいからです。自分の好きなことで地域の子どもたちとかかわっていきたいと思います。

そして、願わくば、私達の先祖たちがお話にして伝えてきた 「 生きるための知恵 」 を、さりげなくそっと子どもたちに伝えることができれば最高!です。

日常語での語りはそのためのより有効な手段だと考えています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です