川はどこからながれてくるの

トマス=ロッカー・作 みのうらまりこ・訳 偕成社 1992年

まるでターナーの絵のような美しい風景の中を、おじいさんとふたりの孫が、川の源流を求めて旅立ちます。川を渡り、水浴びをし、キャンプをしながら、自然の中を歩いていきます。高原の小さな池が源流でした。少しずつ湧き出て流れ出した水が、次第に大きな川になっていたのです。
 
三人は、流れとともに帰りの旅につきます。夕暮れのあわい光の中に、両親の待つ家の窓の灯りが見えました。

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