五味太郎作 ブロンズ新社 2013年
カラフルなオタマジャクシのようなフライパンのようななにかが、進んでいきます。するとよく似た何かがこちらに向かってやって来ます。
通り過ぎます。
今度は、大きいのと小さいのがやって来ました。大きいのとぶつかりました。
という感じで、進んでいく主人公(?)が、他者といろんな形で出会います。
それを、「きました」「ぶつかりました」「よけました」と、ひとことで表します。
それがリズムがあって楽しいのです。
最後は、ずっと見開いていた眼がねむります。
ほっと安心の結末です。
年齢を選びません。