ゆき

ユリ・シュルヴィッツ作/さくまゆみこ訳/あすなろ書房 1998年

子どもはたいてい雪が好きです。雪があまり降らない地域の子どもは特に、雪に憧れます。そんな思いを美しい色をかさねて描いています。

初めは雪なんてふらないように見えます。ところが、一ひらだけ、小さく小さく描かれます。少しずつ数が増えていきます。大人たちは雪なんてふらないといいますが、どんどん降ってきます。男の子は雪の町を踊って、走って、よろこびます。

マザーグースの登場人物たちもとびだして、ふしぎな世界があらわれます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です