ピーターのいす

E=ジャック=キーツ作 木島始訳 偕成社 1969年

ピーターに、妹のスージーが生まれます。ピーターが赤ちゃんのとき使っていたゆりかごがピンクに塗られ、スージーが寝ています。食堂いすも赤ちゃんベッドも、ピンクになってスージーのものになってしまいました。

「あれ、ぼくのなのに」と、ピーターは不満です。ピーターは家出することにしました。犬のウィリーといっしょに、たいせつなものを持って家の前に出ていきました。ところが、もちだした赤ちゃんいすに座ろうとすると、お尻が入りません。ピーターは大きくなりすぎていたのです。

ピーターはどうやって心の折り合いをつけたのでしょう。

ほかに、「ピーターのくちぶえ」「ピーターのてがみ」「ピーターのめがね」もおすすめです。どれも、両親のさりげない対応が絶妙です.

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