せんをたどって せかいいっしゅう

ローラ・ユンクヴィスト作 ふしみみさを訳 講談社 2008年 

一筆書きの旅の本です。
ペンの線をたどって行くと、ケニア、グリーンランド、サハラ砂漠、アマゾンのジャングル・・・と、世界じゅうを回って、そこの自然の中で暮らしている生き物たちに出会えます。
たとえば、ケニアでは、キリン、チーター、ゾウ。ゾウは、陸上動物の中で一番大きいこととか、キリンは世界でいちばん背の高い動物だとか、ふーんな知識がいっぱい。
スリランカへ行くと、世界で最初のやしの木は約8000年前に生まれたんだって!
南極大陸は、雨も雪もほとんど降らないから、氷の砂漠なんだって!そんな土地でも、ペンギンなどわずかな種類の動物が暮らしています。 
一筆書きで描かれる地球は、植物も動物もみなが一緒に暮らすかけがえのない美しい星だということがよくわかります。
ほかに、『せんをたどって』『せんをたどって いえのなかへ』『せんをたどってがっこうへいこう』があります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です