レベッカ・ボンド作 さくまゆみこ訳 偕成社 2002年
最初のページは見開きで、赤ちゃんが生まれてくると分かった時の家族たちの喜びのダンスが描かれます。
お母さん、お父さん、おばあちゃん、おじいちゃん、ぼく。犬も踊り、窓の外の庭の木も踊りだしそうです。
みんなはそれぞれ、赤ちゃんをむかえるために、何かできることはないかと考えます。そして、お父さんは板を切ってゆりかごを作りました。しっかりできたので、お父さんはゆりかごに入ってみます。そして、あかちゃんみたいにすやすやと眠ってしまいます。
おじいちゃんは、ゆりかごにペンキで色を塗り、海や魚やキリンやシマウマを描きます。うまく描けたので、おじいちゃんはゆりかごに入ってみます。やっぱりすやすや眠ります。
おばあちゃんも、ぼくも、ゆりかごに何かを加えて行きます。
お母さんは、出来上がったゆりかごに何かが足りないと感じて・・・
明るく、温かく、楽しい絵で誕生の喜びを伝える絵本です。