もしぼくが本だったら

もしぼくが本だったら

ジョゼ・ジョルゼ・レトリア文 アンドレ・レトリア絵 宇野和美訳 アノニマ・スタジオ 2018年

もしあなたが本だったら、何を望みますか?

見開き2ページに、「もしぼくが本だったら」で始まる一文が書かれていて、黒い表紙の本が、地味だけれど想像豊かに描かれます。

「もしぼくが本だったら、つれて帰ってくれるよう、出会った人にたのむだろう」にはじまり、「『この本がわたしの人生を変えた』とだれかが言うのをきいてみたい」で終わります。
ぜんぶで28の文があります。この28の文に、本というものの本質や役割が集約されています。

自分はどれに共感するかなと考えて読むのも楽しいです。

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