青森県の昔話
話型名は「とっつくひっつく」。
財宝発見の昔話です。
三人兄弟が化け物退治に行きますが、上の二人は失敗し末っ子が成功するというお決まりのパターンです。お決まりですが、怖い話なので、子どもは飽きずに喜びます。
暗闇の中の光物の化け物と、帰り着いてからの座敷いっぱいの宝物の極端な対比が鮮やかです。
この話型は、働き者のじいさんと怠け者のじいさんの二人の爺型で語られる話もたくさんあります。
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話型名は「とっつくひっつく」。
財宝発見の昔話です。
三人兄弟が化け物退治に行きますが、上の二人は失敗し末っ子が成功するというお決まりのパターンです。お決まりですが、怖い話なので、子どもは飽きずに喜びます。
暗闇の中の光物の化け物と、帰り着いてからの座敷いっぱいの宝物の極端な対比が鮮やかです。
この話型は、働き者のじいさんと怠け者のじいさんの二人の爺型で語られる話もたくさんあります。
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さるとかえるのたび
かえるは全然走らないで楽をしましたね。
AT275「二匹の動物の競走」ということで、世界じゅうにある話です。
たいていは、走るのが遅い動物が知恵を出して速い動物を追い抜いて勝つというパターンです。イソップの「うさぎとかめ」がそうですね。
日本の昔話では、《おはなしひろば》に「たにしとたぬき」を紹介しています。
おまけのはなしにどうぞ。
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やまんばあとまごどん
話型名「牛方山姥」「馬方山姥」
牛も馬も、農耕や運搬に重要な役割を果たす家畜でした。生活を共にし、世話をしました。
商品のぶりだけでなく、そんな大切な馬を、やまんばあは食ってしまったのです。馬子どんが復讐するのも無理はありません。
ストーリーは、前半が逃竄譚(⇒《昔話雑学》)で、怖い山姥。ハラハラドキドキさせてくれます。
後半は、一転してこっけいな山姥。馬子に簡単に手玉に取られます。
山姥の二面的性格が面白いです。
こういう笑い話化は、聞き手の要求に応えるものではないかと言われています。
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