こんな目かあ

こんなめかあ

奈良の昔話

これもどこにでもあるこわくて面白い話。「 こんな顔 」 という話型です。ちょっとオーバーにやると楽しいですよ。
いまは、炭焼きという仕事もほとんどなくなってしまいましたが、かつては、山の仕事で生計をたてる人たちがいました。自然が日常的にそばにあった時代、自然の中で暮らしていた時代には、人間の知では理解できない現象が起こったようです。魑魅魍魎ーちみもうりょ う。奈良は山国ですから、山での怪談が結構残っています。


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豆の大木

まめのたいぼく

新潟の昔話

おじいさんとおばあさんが、豆を植えるとか食べるとか言ってけんかをするところから、話は始まります。
いかにも日本の昔話ですね。このパターンってよくあります。「 豆さんころがれ 」 も同じです。
ここでは、天上の世界で出会うのは、雷さま。で、雨を降らせる手伝いをするのです。
話型でいうと、「 傘屋の天のぼり 」。「 鴨とり権兵衛 」 「 源五郎 」 なんかとおなじです。


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たなばた

奈良の昔話

奈良県吉野に伝わる話。「 天人女房 」 の話です。
男は、豆のつるや千足のわらじなど、さまざまなものを伝って天に上って行きます。ここでは「 ユゴの木 」 を伝っていきます。このユゴって、何の木のことなんでしょう。植物の名前は、その土地によっていろいろに変化しますね。
木を登って天に行く話は世界じゅうにあります。《外国の昔話》のページでは、ドイツの 「 天までとどいた木 」⇒こちら をイギリスの「ジャックと豆の木」⇒こちら、リトアニアの「豆のつる」⇒こちらを紹介しています。《日本の昔話》では、「豆の大木」⇒こちらがあります。比べてみてくださいね。


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くさかった

奈良の昔話

全国に分布する笑い話です。おまけのおはなしとして、重宝しています。音声は4歳児。「 ホットケーキ 」 のおはなしのあと、もっとしてほしがったのでおまけです。オチはぜんっぜんわかってませんね (笑) 。2年生ではわかりますよ。


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ライブ録音(4歳児)を聞くことができます。

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