鮭の大助

さけのおおすけ

山形県の昔話

話型名「鮭の大助」

恵比寿講の由来譚です。
恵比寿講は、七福神の一柱えびすさまを祀るお祭りです。恵比寿神社は全国にありますね。それで、この話も各地に残っています。
伝説的な色合いが濃いです。

鮭の大助の声を聞くと、三日後に死ぬとか、次の年は不作だとか言い伝えられているそうです。その晩は子どもは外に出さないとか。

自然界と神と人間のふしぎなかかわりを考えさせられる話ですね。


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月見草の嫁

つきみそうのよめ

新潟県の昔話

異類婚姻譚ですが、異類といっても、きつねやつるやかえるなどの動物ではなく、月見草という植物です。

月見草は、夏の花です。夕方から夜にかけて花を開くので、「月見草」とか「宵待草(ヨイマチグサ)」「マツヨイグサ」とか呼ばれます。

はかないけれど、花の特性にマッチした美しいお話ですね。


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和尚さんときつね

おしょうさんときつね

岩手県の昔話

きつねの化けくらべのお話です。
たいていは、人間のほうがだまされるのですが、この話では、和尚さんが一枚上手でした。
和尚さんがきつねを手玉に取るところを楽しんで語りたいです。

中学年以上のおまけのおはなし。


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