つねやまこぞう
宮崎県の昔話
木こりや炭焼きが入っていく山は、里山ではあるのですが、奥山に近いところです。そうすると、ふしぎな事が起こります。山の怪異です。
山の中で孤立していると、人の世から離れた寂しさがあるからでしょうか。わら人形に魂が乗り移ります。
このような怪異は、日本だけでなくヨーロッパでも起こるそうです。よく似た話がアルプスなどに伝説として残っています。
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にょうぼうのくび
恐い話ですねえ。
女房の首が亭主の首にくっつく。執念ですね。
首をくっつけた亭主が旅に出て、泊めてくれる家を探して歩く。
このモティーフは、全国にあるようで、「首さげ訪問」のモティーフといわれています。
ここに登場する女房は、「食わず女房」と同じく化け物です。
男が首をぽろんともぐところは、昔話の平面性があらわれていて、まるで切り紙細工のようで残酷さは強調されません。それより、三枚のおふだのように、男を追いかけてくる執念深さがこわいです。
呪的逃走(じゅてきとうそう)が絡まって、最後は五月の節句の由来譚になっています。
短いですが、いかにも昔話らしい昔話です。
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