へび女房

へびにょうぼう

奈良県の昔話

話型名「蛇女房」。妻が蛇である、異類婚姻譚です。

見てはいけないというタブー。夫がタブーを冒したために正体が露見。昔話によくあるモティーフですね。
日本の異類婚姻譚は、結末はかならず別離で終わり、聞く者の心に哀しみを残します。なかでも「蛇女房」は、母親が赤ん坊に目玉をあたえて盲目になりますが、その母の愛に涙をさそわれます。

日本全国に広がる昔話です。
伝説もたくさんあります。
滋賀県の三井寺の鐘の伝説が有名です。
今回紹介した「へび女房」は、奈良県の洞川温泉に伝わる伝説ですが、昔話として再話しました。昔話として語る場合は、最後の一文「このお寺は龍泉寺といって、今でも奈良県吉野の天川村にあります。」は、省略してもいいです。


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