ろくじぞうさま
長野県の昔話
話型名は「笠地蔵」
おじいさんが地蔵に笠をかぶせることと、地蔵にお礼をもらうことをふたつの柱にした話です。ヴァリエーションは様々あります。
地蔵の数は、1,3,6,7など。
地蔵ではなく、お正月さまや、道祖神のこともあります。
絵本で有名になった話では、六地蔵が宝をかついで運んで来ますが、ここ紹介した話では、六地蔵が旅人に姿を変えてやって来ます。
そのお礼は、いくら出してもなくならないお米のふくろだから、呪物ですね。
大晦日の夜にやってくる来訪神の話ともいわれています。
下のボタンから日常語テキストをダウンロードできます。