化け物と踊った話

ばけものとおどったはなし

青森県の昔話

日本には、物が古くなると化けるという俗信が古くからあります。付喪神(つくもがみ)と呼ばれています。
百鬼夜行の絵巻にも、道具の化け物が描かれています。
物は粗末にしないで、ちゃんと使い続けましょう。

話型名「宝化け物」青森県から鹿児島県まで全国に残っています。
岡山の「サイデン、サイデン、小僧、小僧」も同じ話型です。

国際的には、ATU236A「苦痛から解放された魂」
埋もれた宝が発見者を求めて化けるのです。タンス貯金はだめですね(笑)
バレアス諸島の「この世の光」もこの話型ですが、「化け物と踊った話」とはずいぶん雰囲気が異なります。

共通語テキストは『語りの森昔話集6プレッツェモリーナ』に掲載しています。⇒こちら

語りを聞けます。


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