運定め

うんさだめ

鹿児島県の昔話

人間は生まれたときからその運命が定められているというモティーフは、世界じゅうにあります。
運命を変えようとしてどんなに努力しても逃れられない、その過程をストーリーとして語る場合が多いです。でも、ここで紹介した「運定め」は、父親がむすめの幸せを念じて、運命から逃れようとして、成功します。

このモティーフを持った昔話は、例えば日本の場合、
男女の福分 こちら⇒「おおかみのまつ毛」
水の神の寿命 こちら⇒「七つの年の水の寿命」
虻と手斧
夫婦の因縁 こちら⇒「ねずみの聞耳ずきん」などがあります。
王位の約束という話は、グリム童話KHM29「三本の金髪を持った悪魔」とそっくりです。そのうち紹介しますね。


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