あわのせいざえもんときょうのふるかねやでんべえ
新潟県の昔話
阿波の国は現在の徳島県のあたりです。
清左衛門は、売れない仏壇を背負って、はるばる京の都までやってきます。京なら、お仏壇が売れると考えたのです。距離感と文化の差が何気なく表れていておもしろいです。
そして、この話が語られたのが新潟県というのも興味深いです。
古金屋というのは、主に金属類をあつかう古物商のようです。
清左衛門も伝兵衛も、平凡な庶民ですが、ふたりとも誠実に生きていて、それをお殿さまが感心してほうびをあたえるのも気持ちいいです。
それにしても、ふしぎな鉢ですね。
中学生以上。
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