「なるほど話」カテゴリーアーカイブ

首の短い男の話

北海道の昔話

アイヌの昔話です。本来は、アイヌ語で語られていて、独特の音楽性があります。ストーリーも壮大なものから、隣の爺型の話までさまざまです。
この「首の短い男の話」は、知里真志保さんが日本語で記述したものです。対句のようなくりかえしに音楽的な要素が見られますね。
アイヌの話の多くは、主人公の一人称で語られます。つまり、「わたしは、~」と、主人公が自分の体験として物語を語るのです。ですから、いつも視点は、主人公から見た視点です。子どもに語るときは、少し説明しておくといいでしょう。
この話、私たちの使い捨て文化を批判しているように感じませんか。アイヌの文化では、あらゆるものに神が宿りますが、首のもげたとっくりですら、神なのです。そういえば、本州でも、古い物を粗末にすると、化け物になって人間に悪さをする話があります。化け物寺の話です。また、つくも神も、ふるい道具などに宿る神ですね。
現代に通じるテーマだと思って再話しました。高学年に語ってみてください。

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一休さんのきつね話

京都の昔話

古典から。
虎の威を借る狐の故事を、一休さんが檀家の人に話しているという趣向です。この故事を高学年の子どもたちに知ってもらいたいと思って再話しました。
原話の出典 『 一休諸国物語 』 は、『 一休噺 』 『 一休関東噺 』 とともに、江戸時代初期寛文年間に刊行された噺本で、明治まで読み継がれた大ベストセ ラー。一休さんのエピ ソード満載の三部作です。

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雨の日も晴れの日も泣く

大阪の昔話

こんなおばあさんいてますよね。あ、私自身かも ( 笑 )。
お寺の和尚さんが素敵です。かつてお坊さんが檀家の人たちとどのように関わっていたのかが、ほのぼのと感じられる話です。
大人どうしで楽しむおはなし会のおまけにどうぞ。

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一休さんの大きな話

京都の昔話

江戸時代の噺本からの再話。世の中には大きなものがいくらでもあるというこの話は、昔話としてあちこちに伝わっています。それを一休さんの話として噺本に取り入れてあるんですね。
かつてアニメの一休さんが人気だったので、一般的には小僧さんのイメージが強いです。が、噺本に残っている一休さんは、りっぱなお坊さんです。さきにアップした 「 一休さんのきつね話 」 も登場するのはりっぱな一休禅師です。

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