「心が温かくなる話」カテゴリーアーカイブ

腹を立てた貧乏神

はらをたてたびんぼうがみ

山口県の昔話

もとの題は「大晦日のお客」。
「大歳の客」と「貧乏神」が合体したような話です。

大晦日にやって来る来訪神がこの話では貧乏神として登場します。
気のいいおじいさんとおばあさんの会話にほっと癒されます。
腹を立てる貧乏神も、憎めません。
最後のどんでん返しがおもしろいです。
短いけれど楽しい話です。

貧乏神の典型的な話はこちら⇒「貧乏神」


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日常語の語りが聞けます。



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プクサの魂

ぷくさのたましい

アイヌの昔話

アイヌの世界では、動物が神様であるだけでなく、植物も神さまであり、なべや器も神さまです。
神として尊ぶことで、この世のあらゆることが自然に循環していくのです。
現代人が忘れがちな生き方を、アイヌの昔話は教えてくれます。

編者である萱野茂さんは、解説に、「昔話は、人々にとってきわめて身近な話で、しかも人間としてしなければならないことや、してはいけないことを教えています。」と書いています。


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