「異界に行く話」カテゴリーアーカイブ

浦島太郎

うらしまたろう

香川県の昔話

話型名「浦島太郎」。動物の報恩によって、異郷を訪問したという昔話。

浦島太郎の話は、もともとはとっても古い伝説で、『万葉集』や『日本書紀』などの日本古来の文献に伝説としてのせられています。室町時代の『御伽草子』や、謡曲、江戸時代になると赤本として出版されて、庶民に愛されました。それにともなって、口伝えでも広がっていきました。
この昔話は、少しずつ変化しながら全国に残っています。
今回は香川県の伝承を紹介しました。


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山の神と童子

やまのかみとどうじ

鹿児島県の昔話

天竺へお参りする途中、出会った人たちから、ついでにおがんできてくれと、それぞれ、課題を託されます。主人公の男の子は、快く引き受けて、旅の帰りに答えを教えてやります。
これは、日本だけでなく、世界じゅうにある話型です。
ATU460「神のところへの旅」

山の神さまは、女のこともあるし、男のこともあります。ここでは、白髪のおじいさんですね。そして、樫の木の精でもあります。素朴な自然信仰の名残です。


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