山の神と童子 ふしぎな話, 心が温かくなる話, 男の子の成長の話, 異界に行く話ヤン やまのかみとどうじ 鹿児島県の昔話 天竺へお参りする途中、出会った人たちから、ついでにおがんできてくれと、それぞれ、課題を託されます。主人公の男の子は、快く引き受けて、旅の帰りに答えを教えてやります。これは、日本だけでなく、世界じゅうにある話型です。ATU460「神のところへの旅」山の神さまは、女のこともあるし、男のこともあります。ここでは、白髪のおじいさんですね。そして、樫の木の精でもあります。素朴な自然信仰の名残です。 下のボタンからテキストをダウンロードできます。 山の神と童子ダウンロード 語りが聞けます。 ⇒本格昔話一覧へ
月の夜ざらし 恐い話, 異界に行く話ヤン つきのよざらし 新潟県の昔話 美しいけれど、ぞっとするような恐ろしい話です。日本の昔話での類話はあまりないようです。国際的な分類ではATU365「死んだ花婿が花嫁を連れ去る」に分類されるそうですが、同じぞっとする話でも、情緒がずいぶん異なりますね。わけもなく夫のことがいやになる妻。心理的にも深いものがあります。大人の話です。 下のボタンからテキストをダウンロードできます。 月の夜ざらしダウンロード 日常語の語りが聞けます。 ⇒本格昔話一覧