「笑い話」カテゴリーアーカイブ

こんぶ

滋賀県の昔話

檀家の人たちにとって、和尚さんというのは、なんでも知っている偉い人だったのでしょうね。
昔話「だんだん飲み」でも、病気になったので和尚さんのところに相談に行きます。
「だんだん飲み」の和尚さんもとぼけた人ですが、ちゃんと病気を治してくれます。でも、「こんぶ」の和尚さんは、じぶんがお金をせしめています。


下のボタンからテキストをダウンロードできます。

日常語での語りを聞くことができます。

⇒ おかしな話一覧へ

おんちょろちょろあなのぞき

新潟の昔話

話型名 「 ねずみ経 」。日本じゅうあちこちに残っています。
短いし、お経の唱え言葉がおもしろいので幼い子どもでも楽しめます。「 お経 」 といっても小さい子は知りませんが、「 おおんちょろちょろ~ 」 がおもしろくて聞きます。でも、偶然が重なってよい結果になるおもしろさは、小学生のほうがよくわかるでしょう。

共通語テキストは『語りの森昔話集1おんちょろちょろ』に掲載しています。こちら⇒書籍案内

日常語の語りが聞けます。

⇒ おかしな話一覧へ

ぶいが谷のお酒

ぶいがだにのおさけ

島根県の昔話

いわゆる猿地蔵の話。日本全国に類話があるようです。
「 お香の袋 」 「 お香の匂い 」 ってみやびですね。極端にきたないものと極端に美しいもの。昔話の語法を思い出してくださいよ~。でも、子どもたち、お香ってわかるかなあ。


下のボタンからテキストをダウンロードできます。

日常語での語りが聞けます

⇒ 本格昔話一覧へ

広岡の腰痛地蔵

ひろおかのようつうじぞう

奈良の昔話

私はこのかわいいおばあさんが大好きです。
『 子どもと家庭のための奈良の民話 』 は再話者の日常語で書いていますが、ここでは共通語で書いています。だから、関西弁わかんないってかたはこのとおり共通語で語ってください。また、この共通語をご自分の日常語に直して語ってくださればなおうれしいです。もちろん、本の通りに語ってくださってもうれしいです。


下のボタンから共通語テキストをダウンロードできます。

日常語の語りが聞けます。

⇒ 神話・伝説・古典一覧へ

鬼のひとり娘

おにのひとりむすめ

大阪の昔話

あまり聞いたことのない話かもしれません。狂言好きのかたには、「 首ひき 」 と同じストーリーだと気づかれたと思います。
原話の語り手は大阪の坂田静子さん。明治生まれのかたで、子どもの頃、芝居好きのお父さまから聞かれたと、出典本の注に書かれてあります。
この話、大好きで、あちこちで語っています。音声は小学3年生に語ってるライブです。


下のボタンからテキストをダウンロードできます。

日常語での語りを聞くことができます。

⇒ おかしな話一覧へ