いしやがいちばん
宮崎県の昔話
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石屋の孫とお寺の和尚さんの問答です。
結論はわかっているのですが、そこに至るまでの道筋を楽しみます。
一種の累積譚です。
石屋は、今でいう石材店ですが、石を加工しているところなどはなかなか身近で見られませんね。子どもに語る前にちょっと説明が要りそうです。
話型名は「団子婿(だんごむこ)」といいます。
夫が妻の実家に行ってだんごをつくってもらってごちそうになるのですが、あんまりおいしかったので、家でも妻に作ってもらおうと思って、「これは何という物ですか?」とたずねます。「だんご」と教えてもらいますが・・・
物の名前をわすれて失敗する話です。
これがまた全国にたくさん伝わっているのです。わたしだけじゃないと思って、ほっとします。
古くは、江戸時代からあったそうで、世界的にもATU1687「忘れた言葉」と分類されています。
ここではだんごを「ぽいとこせ」といっていますが、ほかの話では、「どっこいしょ」「うんとこしょ」「ひょっとこらしょ」「ひょい」などがあるそうです。
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