さるの顔はなぜ赤い

大阪の昔話

「なぜ話」のひとつです。なぜ話は、物やことがらの由来を語る話。たとえば、「そばのくきはなぜ赤いのか」「くらげにはなぜ骨がないのか」「なぜ猫はねずみを追いかけるのか」などなど、いくらでも思い出せますね。なぜ話は幼い子どもが喜ぶようです。
外国のなぜ話をさがすと、「かめの甲羅にはなぜひびが入っているのか」「くまのしっぽはなぜ短いか」「なぜ海は塩辛いか」など、日本と共通する話が見つかります。でも、「なぜ天国にはこれほど聖職者が少ないか」とか、「なぜ髪の毛はひげよりも先に灰色になるのか」などは日本ではきいたことがない(笑)、興味津々ですね。
原話の著者の岡白駒(おかはっく)は江戸時代元禄生まれの儒学者で、兵庫県西宮でお医者さんをしていましたが、のちの京都に移ります。西田維則(にしだいそく)は白駒のお弟子さん。滋賀県の出身です。
『奇談一生』は、書かれてから百年以上後に正式に出版され、それは今も読むことができます。出版したのは浪速の本屋、赤志忠雅堂です。それで、出所を大阪にしました。

下のボタンからテキストをダウンロードできます。

日常語での語りを聞くことができます。

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