きゅうり姫

山形の昔話

話型名は「瓜子姫」。きゅうり、もも、うぐいす、といった季節感から、夏の話として再話しました。先に紹介した「うりひめの話」と比べてください。印象がずいぶん違いますね。「きゅうり姫」は、きゅうり姫が殺されて顔の皮をはがれるし、あまのじゃくもひどい殺されかたをします。瓜姫(きゅうり姫)が殺されるという結末は、東北地方での伝承に多いものです。
親の言いつけを守らないで、ちゃんと留守番しなかった子どもは、こんな目に遭うよと教えているのでしょう。グリム童話の「おおかみと七匹の子やぎ」も母親の留守中におおかみを家に入れてしまって食べられますね。でも、最後は救われます。「きゅうり姫」は再生しません。厳しいですね。現実そのままです。敵は退治されますが、主人公が死んでしまうので幼い子には向きません。
《昔話雑学》も参考にしてください。

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