こんな顔

岩手県の昔話

恐い話ですね。でも、どこかで聞いたことありませんか?
わたしは中学校の英語の時間に、ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)の「むじな」を読んだのが、この種の話を知った最初です。「むじな」をもとにした落語「のっぺらぼう」もおもしろいです。

昔話的には、世間話に分類されます。
「二度の威嚇」というグループに入るそうです。
なるほど、「むじな」では、一度目は見投げ娘、二度目は蕎麦屋と、二度怖い思いをしますね。妖怪に会って、めっちゃ怖い思いをして逃げ帰り、やっとホッとしたところで、また出てくるという恐怖。心理的な盲点をついています。
落語は、三度目に家に帰っておかみさんがのっぺらぼう。それが延々と続きます。

さてこの妖怪は、ここでは「口が耳までさけた男」ですが、のっぺらぼうのほかに、ひとつ目小僧、幽霊などがいるそうです。

ストーリーが単純なので、どんな状況設定にもはまりやすく、体験談や伝聞談として、広く分布しているようです。現代の民話にもないものか、ちょっと気をつけてさがしてみます。

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語りを聞けます。

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