ながらのひとばしら
京都の伝説
大阪府の摂津(せっつ)の長柄の橋は古来から歌枕として和歌に詠まれ、有名です。この長柄の橋にまつわる伝説に、「長柄の人柱」があります。
言い出した人が犠牲になる、だからしゃべるなという、いかにも日本的な発想ですが、同じ話が、日本全国に伝わっているそうです。
昔話ではなく伝説ですから、ほんとうにあったこととして、リアルに伝えられていました。
いまでは過去の価値観を知る材料なのでしょうか。それとも、非情な世を生きる知恵として、この心情は、今も共感されるのでしょうか。
とても有名な話なのでご紹介しました。
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