秋田県の昔話
人を食ったような話ですね。
ただのシャレなのですが、アリとハチの表情が目に見えるようで、笑ってしまいます。
日常会話の中で、こんな小話がひょいと出てくる場に魅力を感じます。
どうぞ、ご自分の土地の言葉で語ってみてください。
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むかでのいしゃむかえ
話型名は「百足(むかで)の使い」
百足は足がたくさんあるから、使いに適任だと思ったのに、草履をはくのに手間取って、かえって時間をとったという話。
おまけの話にどうぞ。
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動物たちが道で見つけたものやつかまえた獲物を分配する話は、あちこちに残っています。たいていは、このような言葉のシャレを楽しむ話です。
お金の単位が文(もん)なので、幼児には向きません。ちょっと残念。
小学生以上でも、「昔は、お金を、いちもん、にもんって数えたのよ。そのころのおはなしです。」とひとこと説明してから話すといいでしょう。
このようなレパートリーを持っておくと、お話をもうひとつとせがまれたときに便利ですし、雰囲気がとても和やかになります。
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ずるいきつねが、人のいいくまをだまします。
一緒に畑を作って地面の上のものヲもらう者と下のものをもらう者を先に決めておく、というこの話は世界中にあります。話型名は「ずるい相棒」といいます。
きつねがくまを蜂の巣につれていく話は、話型名「熊とハチミツ」。これも世界中にあります。
ずるいきつねですが、いつもうまくいくとは限りません。
くまが、仕返しをします。これも、世界中にあります。話型名「きつねが馬のしっぽにぶらさがる」。
きつねの向こうの山まで飛ばされるところ、子どもは大笑いするでしょう。
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