はらをたてたびんぼうがみ
山口県の昔話
もとの題は「大晦日のお客」。
「大歳の客」と「貧乏神」が合体したような話です。
大晦日にやって来る来訪神がこの話では貧乏神として登場します。
気のいいおじいさんとおばあさんの会話にほっと癒されます。
腹を立てる貧乏神も、憎めません。
最後のどんでん返しがおもしろいです。
短いけれど楽しい話です。
貧乏神の典型的な話はこちら⇒「貧乏神」
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けもののおうさま
話型としてみると、「古屋の漏り」と「さるのしっぽはなぜ短い」の由来話と「太陽をおがむ話」が組み合わさっています。
語り手はうまくつなげて楽しんでいるように思います。もちろん聞き手も楽しんでいるのでしょう。
「もるんが乗った」「もるんが引っ張る」の言葉は、リズムに乗ってうまく語れば大笑いできますね。
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