毘沙門さまの授かり子

びしゃもんさまのさずかりご

宮崎県の昔話

話型名「一寸法師」
ATU700「親指太郎」

指ほどの大きさの男の子が冒険に出る話。どうして世界じゅうに、こんなに有名な話として伝わっているのでしょう。
昔話の主人公は、末っ子だったり、食べる物がないほど貧しくて捨てられたりして、極端な存在であることがよくあるのですが、3センチほどの大きさというのは、極端すぎますね。
日本では、たにしやかたつむりとして生まれる話もあります。
ファンタジーの楽しさが満開といえば、それまでですが(笑)

類話の「五分次郎」こちら⇒も見てくださいね。こちらの解説もあわせて見ていただくと、興味深いと思います。

毘沙門天は、軍神。戦いの神さまです。
その授かり子だから、鬼もやっつけるくらいに強いのです。


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