てんとうむしのおじょうさん
ウズベキスタンの昔話
中央アジアのウズベキスタンのおはなしです。タシュケントやサマルカンドといえばイメージがしやすいかと思います。
シルクロードを行き来する人たちが伝えたおはなしには、ヨーロッパの本格的な魔法昔話にそっくりの話もあれば、この「てんとう虫のおじょうさん」のようなかわいい話もあります。
原題は「てんとう虫娘」なのですが、黄色いくつにお花のような服を着て、ねずみのだんなに愛される彼女だから、すてきなオシャレなおじょうさんと呼びたくて、こんな題をつけました。
主人公は、主体的で行動的な女性です。そして愛する夫を悲しませたくない強い心を持っています。彼女が幸せになって、ほんとによかったです。
幼稚園の年長から低学年に語ってみたいと再話しましたが、もっと上の学年でも楽しんでくれるかもしれません。
これからの季節にどうぞ。
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