中国の昔話
中国少数民族の白族の昔話です。
よく似た話として、日本の「天道さま金のくさり」⇒こちらがあります。「まゆ綱灰づな」⇒こちらも類話ですね。
この類話は朝鮮半島にもあります。⇒こちら
恐い話なので、幼い子には向きませんが、子どもの好きな逃竄譚です。
結末が由来譚になっている点は、日本の話と同じですね。
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こうていののみ
話型名は、ATU513A「6人が世界じゅうを旅する」。
グリム童話KHM71「六人男世界をのし歩く」の類話です。
冒頭の、皇帝がのみの皮を当てさせるのは、求婚者テストです。
それにしても、のみを育ててその皮をはぐなんて、ナンセンスもいいところですね。このユーモアが話全体をおおっています。だから、6人兄弟の能力(特性)が、課題解決にぴたりと合致することも、奇跡的な驚きというより、思わず笑ってしまうような面白さです。(ここは、昔話の語法的にいえば、状況の一致ですね)
テンポよく軽やかに語って楽しめばいいと思います。
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ようきなぴぺ
ロートリンゲンは、フランスの、ドイツに隣接する地域。ドイツ語読みではロートリンゲン、フランス語読みではロレーヌです。
この地方の民衆が昔話を語り伝える場は、「楽しい部屋」と呼ばれるだんらんの部屋で、気の合った村人たちが集まって、歌ったり話をしたりしたそうです。
何世代にもわたって伝えられてきた昔話はその家の財産と考えられ、遺産のようにしっかり守って次の世代に伝えなくてはならないと考えられていたとのことです。
この「陽気なピペ」は、ATU330「鍛冶屋と悪魔」に分類されます。
「恐いものなしのジョヴァンニン」にあるモティーフが使われていますが、落ちてきた怪物が600年も呪われていたお姫さまだなんて、奇想天外。しかも、ピペはそのお姫さまと結婚します。昔話の語法的には、平面性の表れ。
長い話ですが、ユーモアがあって、つぎつぎとエピソードが展開して、飽きません。
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かみさまとぬすまれたぱん
ポーランドの昔話に「サヤエンドウじいさん」という話があります。ちょっと長い話なのですが、その話のユーモアとやさしさが好きで、まだおはなしを始めたばかりのころに語っていました。
それの類話が、この「神さまと盗まれたパン」です。
若者がうそをついてもおじいさん(神さま)は黙って許します。そして、何度も告白のチャンスを与えます。
だれかが罪を犯してしまったときに、直に追求しないこと。それは難しいことだと思います。
最後に神さまは、主人公に「自分の道を行きなさい」といいます。
若者はもう二度と盗みをしたりうそを言ったりしないでしょう。
中高学年の子どもたちが喜ぶでしょう。
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こわいものなしのじょヴぁんにん
ATU326。話型名は「怖さとは何かを知りたがった若者」
グリム童話4番「怖がることを覚えるために旅に出かけた男の話」も同じ話型です。グリム4番はとても長い話ですが、イタリアのこの話は、すきっとまとまっていて、類話だとは思えないくらいです。
この話型では、主人公がラストで何を怖がるのかが注目されますが、ジョヴァンニンの話はとても哲学的で印象的です。
また、人が顧みなくなった屋敷に宝が隠されていて、その宝が世に出たくて化けて出てくるという「化け物寺」の話は、日本にもたくさんあります。
興味深いです。
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こよーてがせいざをつくる
ひしゃくの形として知られる北斗七星。
世界じゅうの民族が、この星々をながめて物語を語り伝えました。
ここで紹介したのは、アメリカ先住民族ウォスコウに伝わる話です。
トリックスターとしてのコヨーテは、北斗七星だけでなく、すべての星座をつくりました。まるで芸術家のようです。
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