蛙の王女

ロシアの昔話

いかにもロシアらしい雰囲気の話です。

「話に聞いたこともなければ、絵でも見たことがない」「昔ばなしには聞くけれど、とても想像できないほど」「心配しないでおやすみなさい。朝になればよい知恵も浮かぶでしょう」「短かったか長かったか、どれほど歩いたか」などは、ロシアの昔話によく出てくる常套句です。

転がる糸玉、ミルクの川にキセーリの岸、にわとりの足の上にたつ家、ペーチカ、お風呂、どれもロシアの昔話におなじみの風景です。

ババ・ヤガーと不死身のコシチェイも、ロシアらしい登場人物。

けれども、ストーリーは、ロシア特有ではありませんね。
前半はグリムの「三枚の鳥の羽」にそっくりです。後半の動物の恩返しは、世界じゅうにあります。命が卵の中にあるモティーフもよく知られています。

ATU402「動物花嫁」とATU400「いなくなった妻を捜す夫」が結合しています。
よく似た話でも、民族が違うと、こんなふうに変わるのですね。

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蛙の王女

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