リカベール・リカボン

フランスの昔話

ATU500話型名は、「超自然の援助者の名前」
井戸端会議の、グリム童話「ルンペルシュティルツヒェン」を調べたときに見つけた昔話です。こちら⇒
主人公の設定、彼岸者の間抜けさ、などから、笑い話としてのおもしろさを楽しめると考えて再話しました。

リカベール・リカボンは、自分の名前を告げています。本来なら言ってはならないはずで、間抜けだなと思います。が、主人公は、気楽に考えてしまって、名前を忘れてしまうのです。やっぱり間抜けですね。
怠け者で忘れん坊の主人公に聞き手はいやされるのではないでしょうか。

歌の部分は、歌ってもいいし、ただ唱えるだけでもいいと思います。
1700年前後のお伽噺(ペローの姪レリチェ・ド・ヴヴィランドン)の物語(昔話をもとにした創作)に「リクダン・リクダン」というのがあって、この話には、歌に楽譜がついています。

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