月の光

つきのひかり

ハンガリーの昔話

ATU365「死んだ花婿が花嫁を連れ去る」という話型です。
レオノーレといって、古代の死者信仰に基づく伝説だそうです。フランスの類話「白いハンカチ」も見てください。⇒こちら

怖いですね。そして悲しい。
戦争が若者の想いを犠牲にしていく姿が、死者の行列から読み取れます。
主人公が死を選ばないでどこまでも生きて、新たな道を歩こうとする、そして幸せになるところに、希望を感じます。そこが「白いハンカチ」や『おはなしのろうそく19』の「金の髪」とは一味違う所です。

ぜひ語ってください。


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