おんどりが屋根の上で鳴くわけ

おんどりがやねのうえでなくわけ

朝鮮半島の昔話

日本の天人女房とそっくりの話です。
水浴びをしている天女の羽衣を盗んで、男は、天に帰れなくしてしまう。ところが、天女は羽衣を見つけて天に飛び去ります。
男は、天女を求めて天に上って行きます。
天上でさまざまな試練があって、男は天から落ちてしまうという話ですね。このさまざまの試練には、天の神さまの妨害とか難題とかがあります。
「おんどりが屋根の上で鳴くわけ」は「浦島太郎」のような形になっています。この結末の形も世界じゅうに分布しています。

ATU400「いなくなった妻を捜す夫」に分類されます。


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