火打ち道具と兵隊

ひうちどうぐとへいたい

オーストリアの昔話

ATU562「青い火の中の精霊」
火打石をこするとあらわれるのは、巨人とか小人、鉄の男などの精霊が多いそうですが、この話では、目玉の大きな三匹の犬です。
グリム童話にも類話があります。「青いランプ」。文学作品では、アンデルセンの「火打ち箱」があります。
『千一夜物語』の「アラジンと魔法のランプ」は、ストーリーは異なりますが、ランプをこすると援助者としての魔人があらわれるという、印象的なモティーフは同じですね。


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