ヨーナスのうま
リトアニアの昔話
主人公ヨーナスを乗せて走る馬は、鳥のように、風のように、星のように走ります。
この馬は、馬小屋で一番みすぼらしい馬です。
極端な端っこの存在にもっとも価値があるのが、昔話です。
ヨーナス自身も十二人兄弟の末っ子でまぬけなヨーナスと呼ばれています。その彼が、お城のまほうをとき、お姫さまを救うのです。
ナイトキャップ取りかえのモティーフあり、呪的逃走ありでスリル満点の話です。
最後の「わたしも、お城の宴会に行って~口には入らなかったのさ。」はヨーロッパの昔話によくでてくるる結末句(こちら⇒昔話雑学)です。
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