ようきなぴぺ
フランス(ロートリンゲン)の昔話
ロートリンゲンは、フランスの、ドイツに隣接する地域。ドイツ語読みではロートリンゲン、フランス語読みではロレーヌです。
この地方の民衆が昔話を語り伝える場は、「楽しい部屋」と呼ばれるだんらんの部屋で、気の合った村人たちが集まって、歌ったり話をしたりしたそうです。
何世代にもわたって伝えられてきた昔話はその家の財産と考えられ、遺産のようにしっかり守って次の世代に伝えなくてはならないと考えられていたとのことです。
この「陽気なピペ」は、ATU330「鍛冶屋と悪魔」に分類されます。
「恐いものなしのジョヴァンニン」にあるモティーフが使われていますが、落ちてきた怪物が600年も呪われていたお姫さまだなんて、奇想天外。しかも、ピペはそのお姫さまと結婚します。昔話の語法的には、平面性の表れ。
長い話ですが、ユーモアがあって、つぎつぎとエピソードが展開して、飽きません。
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