ちえをうったしょうねん
インドの昔話
ATU910C「事を始める前に慎重に考えよ」
買った教えや授けられた教訓にまつわる話は、世界じゅうにあるようです。
「知恵を売った少年」では、商人の息子に2つ、おうさまにひとつ知恵を売ります。
商人の息子にうったひとつ目と、王さまに売った知恵は、状況の一致がおもしろいです。
高学年から大人のおはなし会で、長いおはなしのあとにどうぞ。
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ちえをうったしょうねん
ATU910C「事を始める前に慎重に考えよ」
買った教えや授けられた教訓にまつわる話は、世界じゅうにあるようです。
「知恵を売った少年」では、商人の息子に2つ、おうさまにひとつ知恵を売ります。
商人の息子にうったひとつ目と、王さまに売った知恵は、状況の一致がおもしろいです。
高学年から大人のおはなし会で、長いおはなしのあとにどうぞ。
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がらすのやまのおひめさま
三人兄弟の末っ子が、主人公。
ふたりの兄さんにばかにされながら、課題を解決して幸せをつかむ。昔話らしく、主人公のみが、恩寵を得ているのです。
つるつる滑る氷のようなガラスの山、そのてっぺんに座るお姫さま、お姫さまの膝には、金のりんご。くっきりと印象的なイメージで語られていきます。
ATU530「ガラス山の姫」
世界中に類話はありますが、ヨーロッパ中心に語られていたようです。
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ATU402「動物花嫁」
このかえる、とってもチャーミングですね。
類話は世界にたくさんあります。読み比べると面白いです。
重厚なグリム童話KHM63「三枚の鳥の羽」と、豪華なロシアの「蛙の王女」⇒こちらに比べて、フランスの「プチ・ジャンとかえる」は明るく楽しい物語です。あちこちに笑いのツボが隠されています。
長いですが、中学年くらいから聞けるでしょう。
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ATU821B「ゆで卵から生まれたはずの鶏たち」
類話は、中近東をはじめヨーロッパにも広がっています。
まるで、一休さんや彦一のとんち話にそっくりです。
このようなとんちをテーマにした話は世界じゅうにたくさんあります。
短い話ですが、面白さが分かって「 あ、なるほど」と感心するのは、高学年以上でしょう。
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相手を見くびってはいけない。謙虚でいたいものです。
ATU75「弱者の助け」という話型で、世界中に広がっているようです。イソップ寓話にもあって、そちらのほうが有名ですね。
動物の話は幼い子にもよく理解できます。
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ふたりのとも
友情について描かれた昔話。
きちんと三回の繰り返しがあって、すっきりと分かりやすい形になっています。
貸したお金がふしぎに友達のところに戻ってきますが、これは状況の一致といえます。まほうではないけれど、奇跡を感じさせます。
エチオピアの東の海岸地方のダナキル族の伝承だそうです。
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みどりずきん
冒頭、猟師の娘は、父親がとらえてきた馬と結婚します。
ああ、異類婚姻譚だなと気づきますが、この馬が、じつは《翼のある天使》だというところから、いっきに壮大なファンタジーの世界に入っていきます。
魔神の母親やおばが娘に難題を出し、亡き者にしようと追いかけてきます。呪的逃走のモティーフが、はらはらさせてくれます。
主人公の娘がさまざまな試練を乗り越えることで、夫緑ずきんはすくわれ、ふたりは幸せになります。
結末の「この上もなくぜいたくに、この上もなく楽しく暮らしました。」は、現実を生きる語り手聞き手たちにとっての願望であり、夢でもあるのでしょう。
この結末句、気にいっています。
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音声(YouTube)が表示されない場合はこちら⇒
ATU1「魚泥棒」+ATU2「しっぽの釣り」
この二つの話型が結びついている話は、よくあるそうです。
「魚泥棒」も「しっぽの釣り」も世界じゅうに広く語られている話です。ただ、「しっぽの釣り」はさすがに暑い国にはなさそうです。
日本の話としては、大阪の伝承を紹介しているので比較してみてください。⇒こちら
動物昔話は、人の世の比喩でもあるのですが、幼い子が喜ぶ話でもあります。
スウェーデンのこの話では、きつねが悪賢く、くまがまぬけという設定です。この動物の性格は、民族によって異なるようです。くまではなくおおかみやジャッカルが登場するものもあります。
どうぞ、冬に語ってください。
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むすめとみるく
イソップは古代ギリシャの人です。だから、とても古い話なのですが、今でも新鮮な響きがあります。
日本のことわざでは、「捕らぬ狸の皮算用」というところでしょうか。
ストーリーは小さい子どもでも分かりますが、娘の行為の愚かさかげんが分かるのは、四年生以上だと思います。おまけの話にどうぞ。
イソップについては、昔話雑学をご覧ください。こちら⇒
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